アニマルライツセンターの調査1 2 3では、屠殺場で豚を移動させる時には電気スタンガンの使用が一般的です。 他の方法を試してどうしても動かないからスタンガンを使うというのではなく、まるで他の方法はないかのように、はじめか […]
(20200725更新) 屠殺場に連れて来られた牛や豚たちは、異常がないか、と畜検査されます。そのうち病気が一部分に限定されている場合は、その異常のあった部分だけが捨てられます。これを「一部廃棄」と言います。 病気が全身 […]
北海道帯広食肉衛生検査所らが2010-2011年に実施した「と畜場の繋留所における家畜の飲用水設備の設置状況」調査によると、すべての動物を搬入したその日に屠殺すると殺場は7%だけです。 10年経過した現在の搬入状況は不明 […]
アニマルライツセンターは屠殺場のアニマルウェルフェアの改善を求める署名を集め、提出し、各屠殺場への働きかけ1 2 3を行ってきた。だが現在のところ、改善しているという情報はほとんどない。 屠殺場への飲水設備不備の問題も解 […]
イスラム教のハラールなど、宗教と殺ではスタニング(気絶処理)が認められないことがあります。日本国内で行われる宗教と殺でもスタニングが行われない事例があり、アニマルライツセンターはこの問題に取り組んできました。 現在(20 […]
普通、牛のと畜(屠殺)は、まずボルトガン(家畜銃)で気絶させてから頚動脈を切断する、という方法で行われます。 しかし宗教(ハラール)と殺では、この気絶処理(スタニング)無しで、いきなり首が切られることがあります。 意識の […]
と畜時の動物保護に関するEUディレクティブを、アニマルライツセンターでは一部具体的な条項の翻訳を行い公開します。ボランティアの翻訳であるため、用語説明等は省力化のため省略しましたので、翻訳を前文と1章は原文をご確認くださ […]
欧米を中心にヨーロッパチキンコミットメント(英国ではベターチキンコミットメント)というアニマルウェルフェアに配慮した肉用鶏の基準が広まりつつあります。 ヨーロッパチキンコミットメント(ECC) The Eu […]
世界14か国に拠点を持ち、国際的な動物保護活動を行うWAP(世界動物保護協会)が、2020年版の動物保護指数(API)レポートを発表しました。対象となったのは50か国。この中には日本も含まれます。 このレポートはWAPに […]
アニマルウェルフェアの広がりに貢献した企業 アニマルウェルフェアアワード(AWA)は、畜産動物、水産動物へのアニマルウェルフェア対応が世界から遅れていく日本において、動物たちのことを考え、アニマルウェルフェアへの取り組み […]
5年ごとに改正される「食料・農業・農村基本計画」が2019年9月6日~2020年2月末にかけて行われたパブリックコメント(国民からの意見募集)をへて、2020年3月31日に決定しました。 集まったパブリックコメントは総計 […]
5年ごとに改正される「酪肉近の基本方針(酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針)」「家畜改良増殖目標」「鶏の改良増殖目標」について食料・農業・農村政策審議会畜産部会で議論が行われていましたが、2019年10月21 […]
私たちは、動物への暴力行為が、情報提供やアニマルライツセンターの調査で判明した各と畜場へ、改善要望をおこなっています。 2019年12月、横たわることもできない短い紐で、飲水もできない状態で夜通し繋留していたと畜場(以下 […]
鶏を食鳥処理場で生きたまま熱湯に入れて、茹で殺す”放血不良”は2018年(現時点の最新の統計)に、2009年ぶりに50万羽を超えた。採卵鶏もこの中に含まれる。卵を生み始めて1~2年で採卵鶏は”成鶏”という名で屠殺され、缶 […]
食鳥処理場という名の屠殺場で、鶏たちが究極の虐待を受けている。放血不良と業界では呼ばれているが、屠殺に失敗して鶏を生きたまま62度の熱湯に入れて殺す割合が、日本は減っていかない。むしろ増えている。肉用鶏と成鶏(採卵鶏を殺 […]
本改正は、パブリックコメントをへて、2020年3月31日に閣議決定しました。どのような改正内容になったかについてはコチラをご覧ください。 食料・農業・農村基本計画は、食料・農業・農村基本法に基づき、食料・農業・農村に関し […]
2019年12月11日「対 EU 輸出食肉の取扱要綱」が改正*1されました。 2019年2月1日の日本とEU間の経済連携協定(EPA)締結で見送られていた「日本からEUへの家禽肉輸出」が、その後の協議で可能となった*2こ […]