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【日本の屠殺場】横たわることもできない短い紐、飲水もできず夜通し繋留

2019年12月、夜中。

日本の屠殺場で、この牛は鼻輪にとおされたとても短いロープで係留され、翌朝の屠殺を待っていました。

ロープの長さは、牛が横たわることができないだけでなく、頭を上にもたげることも、うつむくことも制限されるほど短いものでした。著しく行動を制限された牛はそこに立ち続け、足踏みしたり舌で口の周りをなめたりしていました。飲水設備もありません。しかしたとえあったとしても、その短いロープではそこに口が届かなかったでしょう。かれは翌日殺されるまでこの状態です。

屠殺場で係留中に水が飲める

横たわることができる

いずれも動物を扱う際に当たり前の、最低限のレベルのものだと思います。しかしそのわずかな配慮もないがしろにされています。「畜産動物」ならどんな扱いをしてもいいのでしょうか。

どうせ殺すのだからどんな扱いをしてもいいと言うのなら、人間もいつか死ぬのだからどんな目に合ってもいいといいということになります。

アニマルライツセンターはこの屠殺場へ次の4点の改善を求めています。

  • 係留の方法は、最低限紐の長さが、牛が首を地面につけて横臥することができるものとする。
  • 係留する場合、牛が無理なく飲める位置に、倒れてひっくり返ったりしない容器に飲水を入れて設置する。
  • 係留する場合、冬期や風の強い日などは、寒さ、風除け対策のために、シートやカーテン、コンパネなどで囲いをする。
  • 翌日屠殺など、係留が長時間にわたる場合は、ストレス軽減のためゴムマットを設置する。

外国に輸出する屠殺場では、このような扱いは許されません。アメリカ、ブラジル、香港、オーストラリア、EU、カナダ、台湾、ニュージーランドに輸出するときは繋留時に飲水できることが求められていますし、EUは「牛が必要に応じて横臥」できることを求めています。繋留が長期にわたる場合は給餌を求める国もあります。

日本も諸外国にならって、せめて最低限の配慮をするべきです。

動物の畜産利用は無くさなければなりませんが、畜産が廃止される前にまだまだ膨大な数の動物が殺されていきます。日々殺されていく彼らの状況が、少しでも改善されることを願います。

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