インターネットで食品の販売を行っている、合同会社ハミングバードは取り扱うすべての殻付き卵がケージフリー（平飼い、または放牧）であり、今後も販売する殻付き卵はケージフリーのものだけを使用することをお約束いただく、”ケージフリー宣言“をしてくださいました。
消費者でも鶏の飼育環境がよくわかるようにと、同社のサイト内では、殻付き卵を生産している農家が写真付きで紹介されています。利用者は適正な飼育環境で育った鶏の卵を、安心して購入することができます。
平飼い卵を使用したマヨネーズの販売も行っています。
牛乳も放牧牛乳
こちらのお店では、卵だけでなく販売している牛乳も中洞牧場の放牧牛乳です。
中洞牧場は、日本では希少な24時間365日放牧を行っている牧場で、牛たちには本来食べることのない穀物飼料を与えるのではなく、野草や乾草を自由に食べれる環境で育てています。（グラスフェッド）
牛乳だけでなく、販売しているヨーグルトやバター、プリンなどにも、中洞牧場の放牧牛乳が使われています。
日本の市場に出回っているほとんど全ての卵と牛乳が、バタリーケージ飼育、繋ぎ飼い飼育からのものであるなか、アニマルウェルフェアの先進的な取り組みをしてくださっているハミングバードに感謝いたします。
確実に進むアニマルウェルフェア
現在の日本では、消費者が動物に優しいエシカルな選択をしたくても、選択の余地がほとんどないことが多々あります。しかし最近では、アニマルウェルフェアを取り組むべき重要課題と捉え、ケージフリー宣言をしてくださる企業や、アニマルウェルフェアのポリシーを自社サイトで公表してくださる企業が増えてきました。
こうした企業が増えるほど、消費者の意識も変わり、よりエシカルな選択をする人がますます増えていくでしょう。そして、いつまでも動物たちの苦しみから目を背け、環境破壊の最大の原因にもなっている工業型畜産からの脱却を試みない企業は、やがて淘汰されていくでしょう。
世界はすでに工業型畜産から離れはじめています。世界の動向、他企業のアニマルウェルフェアの取り組みに目を向けてみませんか？
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