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妊娠ストールの廃止を目指す活動において、国内大手が妊娠ストールをもう作らないという決断をすることは重要なステップです。

私達は、食肉大手のプリマハム株式会社との対話の中で、プリマハムが今後新設、または改築する場合は妊娠ストールフリーにすることを確認しました。

プリマハムは現在宮城県に養豚場の建設を予定しています。この養豚場は妊娠ストールフリーシステム(EU規制と同等レベル)が導入される第1号になります。

これまで国内でもいくつかの養豚場が妊娠ストールフリー豚舎を持っていましたが、世界的にも注目される大手企業がアニマルウェルフェアに取り組むことは、大きな意味を持っています。ようやく日本でも、ストールフリーのスタンダード化が始まったと言えるのかもしれません。

残念ながら、プリマハムはまだストールフリー宣言をしたわけではありません。私達のストールフリーの基準に当てはめてみると、「ストールフリーを目指すことを明言」「一部ストールフリーであることを明言」にあてはまります。私達は、プリマハムグループの農場をすべてストールフリーに期限を区切って移行することを約束してもらえるよう、引き続きお願いをしていきます。

日本で未だに増える拘束飼育

今の日本は新たに建設する場合であってもいまだに豚を常時拘束し続ける妊娠ストールを導入する養豚場があります。今、この2020年に新たに妊娠ストール施設をつくれば、投資回転が遅い企業であればその施設を30年くらい使い続ける可能性すらあります。30年後、、つまりは2050年です。

2025年までには世界中の大手養豚場がストールフリーになるというのに・・・。

それでも、酪農で世界中がほぼ廃止している搾乳牛の常時つなぎ飼いが残り続けているところをみるとその可能性は大いにあります。2050年にもまだ日本だけ妊娠ストール・・・そんなことを許してはなりません。しかし日本というのはそういう国です。思考停止したまま、法的な禁止がなされず、行政も責任を果たさないという国なのです。

母豚の群れ飼育は、OIE動物福祉規約でも推奨されており、また農林水産省が参照を促すアニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針でも推奨されています。

妊娠ストールを使う農場から豚肉を仕入れないように、スーパー、生協、宅配会社、レストラン、ホテルなどに意見を届けてください。消費者の意見があれば、多くの生産者はよろこんでストールフリーに切り替えるでしょう。なぜなら、アニマルウェルフェアを向上させ動物が動物らしい姿になることで、動物の次に利益を得るのは生産者だからです。

ストールフリーの規定

期間

分娩~離乳

離乳~種付け

妊娠後4週間

その他の妊娠期間

分娩前1週間

目安の日数

21~28日間

7日間

28日間

79日間

7日

分娩を含めた完全なストールフリー

拘束なし

拘束なし

群飼

群飼

拘束なし

分娩を含めたストールフリー

拘束なしの期間あり

拘束なし

群飼

群飼

拘束なしの期間あり

完全な妊娠ストールフリー
(米国の複数の州法と同等レベル)

 

拘束なし

群飼

群飼

 

妊娠ストールフリー(EU規制と同等レベル)

   

群飼

 

ストールフリーを目指すことを明言

ストールフリーではありませんが、大きな一歩。

いつまでという時期の明言をせずに将来ストールフリーに切り替えていくことを明言する。

一部ストールフリーであることを明言

ストールフリーではありませんが、大きな一歩。

一部ストールフリーの豚肉を調達する、または一部ストールフリーの豚舎を持つことを明らかにし、消費者または調達者が選べるように提供する。

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