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日本は未だに99%の卵がバタリーケージから生み出されているような状況で、業界はこの旧式の飼育方法にしがみついています。しかしそこに未来はないでしょう。

米国ではマサチューセッツ州を皮切りに、カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州、ミシガン州でケージ飼育の卵の販売が禁止されることになりました。
マサチューセッツ州がケージを廃止する法律を制定した時、インディアナ州を代表とする13州から訴えられました。訴訟理由は、マサチューセッツ州の法律を他州の農家に強制するものであり、合衆国憲法に違反するというものです。州と州の間の訴訟の為、最高裁への提訴となりましたが、2019年1月8日に、米国最高裁判所はこれを拒否しました。Massachusetts Minimum Size Requirements for Farm Animal Containment, Question 3 (2016)

米国の卵は安価です。日本と異なり、飼料を自国で生産できる点で有利であることや、生産量も多く、施設も大規模であることなども有利な点であろうと考えられます。

日本は海外に卵を売りたい様子ですが、果たして今更バタリーケージの卵は受け入れられるでしょうか?むずかしいでしょう。エンリッチドケージですらなく、鶏たちの尊厳と動物らしい自然の行動をすべて制限したバタリーケージの卵、殺虫剤(農薬)が検出されることすら有り、アニマルウェルフェアの真逆を行く卵が、これから世界で需要が増えるはずはないと、市民としては思えてならないのですが、国や業界の見込みは違うようです。

米国の市場からケージの卵を締め出す動き

2019年11月6日

ミシガン州は上院法案174を制定。ミシガン州で生産、販売されているすべての卵は2024年までにケージなしの状態で飼育された鶏からのものであることが義務付けられることになった。
法律はまた、ミシガン州の農家が、ケージなしで豚、雌鶏、子牛を飼育することを義務付ける(2009年、州議会において、2020年までにバタリーケージを禁止する条項を含む法案が可決されたが、今回の法律はそれを強化するものとなる)。この法律は、毎年1,000万頭以上の産卵鶏と数十万頭の豚や子牛の保護に影響を与えると推定されている。同州はアメリカで6番目に大きい鶏卵生産州。
http://www.legislature.mi.gov/(S(t0w511gslxiyxmlfil13chm1))/mileg.aspx?page=getObject&objectName=2019-SB-0174
Mercy For Animals applauds Michigan’s new cage-free law New law also requires cage-free conditions for pigs and calves, goes into effect 2024.

2019年8月12日

オレゴン州は2024年からケージ飼育禁止とケージ飼育の卵の販売禁止
オレゴン州は卵の販売と卵の生産に関する法律を改定、知事が署名した。法律では、2024年以降、州内のスーパーやレストラン等の店舗ではケージ飼育された鶏の卵の販売または購入が禁止される。また3,000羽以上の鶏を飼育している養鶏場はケージフリーしなければならない。また爪とぎができるエリア、止まり木、巣箱、砂浴びエリアを設けることも求められる。
https://olis.leg.state.or.us/liz/2019R1/Downloads/MeasureDocument/SB1019/Enrolled
(https://olis.leg.state.or.us/liz/2019R1/Measures/Overview/SB1019)

2019年5月7日

ワシントン州ケージ飼育の卵の販売・生産禁止を決定
ワシントン州知事は、採卵用の鶏をケージで飼育すること、及び州内でのケージ飼育の鶏の卵の販売を、2024年から禁止する法律を承認した。この法律はまた、鳥の1羽あたりの面積を増やし、とまり木、爪とぎエリア、砂浴びエリア、とまり木が与えることも義務付ける。2011年に同州は段階的に「エンリッチドケージ」に移行する法案を可決していたがこれを強化するものとなる。
http://lawfilesext.leg.wa.gov/biennium/2019-20/Pdf/Bills/House%20Passed%20Legislature/2049-S.PL.pdf

2018年11月6日

カリフォルニア州住民投票で、「家畜監禁に関するイニシアチブ」Proposition 12が通過。同州では2022年からは卵はケージフリーでなければならなくなった
2008年、州の住民投票で賛成派が圧勝してバタリーケージ廃止が法制化され、2015年1月1日に施行された。しかしこれには具体的な面積要件が無く、この法律に反する他州の畜産物を州内で販売することを制限することもできなかった。その後2018年、州住民投票で「家畜監禁に関するイニシアチブ」Proposition 12が通過。2008年にはなかった具体的な面積要件が定義され(子牛、繁殖豚、についても面積要件が定められることになった)、この法律に反する畜産物を州内で販売することができなくなった。そして、この法律は2022年に発効。これ以降卵はケージフリー環境で飼育しなければならないことが決定した。
California Proposition 12, Farm Animal Confinement Initiative (2018)
CA Voters Pass Cage-Free Egg Proposition With Consequences for Veal and Pork
Measure 12’s passage will limit out-of-state imports by Caleb Pershan  Nov 7, 2018,

2016年11月8日

マサチューセッツ州で採卵鶏・子牛・繁殖豚を狭い空間で飼育することを禁じる法案。77%以上の住民が賛成し可決される。
2016年、採卵鶏・子牛・繁殖豚を狭い空間で飼育することを禁じる法案が、77.7%の住民の賛成により可決された。その法案とは「Question3」。ここで言う「狭い空間」とは、動物たちが横たわったり、立ち上がったり、完全に手足を伸ばしたり、自由に動き回ったりすることができない場所のこと。この定義により今回の法案には、子牛を閉じ込めたり、母豚を妊娠させたりするための狭い檻や、卵を産ませるためだけに作られた鶏用のケージなど、3つの施設の使用を禁止する内容が盛り込まれた。こういった方法で作られた畜産物の生産だけでなく販売も禁止する。この法律は2020年1月1日に施行される。
「狭い空間」での飼育を禁ずる。住民投票で77%が支持 2016/11/18平野星良 (TABI LABO)
Massachusetts Minimum Size Requirements for Farm Animal Containment, Question 3 (2016) 

 

一刻も早く、ケージ飼育がなくなるよう、皆さんの力貸してください!
スーパーやレストランに、ケージ飼育の卵を使わないように意見してください。

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