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平飼い卵のマヨネーズを販売する株式会社みやぎ農場はケージフリー

平飼い卵のマヨネーズを販売する株式会社みやぎ農場はケージフリー

平飼い卵のマヨネーズを加工、販売している、沖縄県南城市の株式会社みやぎ農場がアニマルライツセンター の問い合わせに対し、既に使用している卵が平飼いであること、またケージフリーに賛同してくださると回答いただきました。

他と違う卵を作りたい、生態に合った飼育方法が1番良い、という思いからこちらの養鶏場では、平飼い飼育の形を取っています。

株式会社みやぎ農場のホームページではこう書かれています。

薬漬けで死にかけたヒナがむくむくと立ち上がった

1980年に兄と養鶏をはじめました。ところが、2万5千羽のヒナを導入するやいなや、1日に100羽、200羽とヒナが死んでいったのです。 検査をして出てきたのが大腸菌と黄色ブドウ球菌。
当時、大学の飼料学専攻を卒業したばかりで、菌は薬でやっつけるという考えしかなく、消毒薬は1日2回。抗生剤を1週間与えつづけると、ヒナの死はぴたっと止まりました。
でも、3年ほどすると薬は効かなくなり、次の薬も3年、その次の新薬は1年しかもちませんでした。
抗生剤で血中濃度を上げ、菌を抑えることはできても、ヒナは血色がなくなりどんどん弱っていきました。
貧血になっていたり、からだが腐りはじめているようなヒナが、また100羽、200羽と出てきて、処理も追いつかず、バナナ畑に放置する状態になりました。
そんなある日、ケージのなかで半日ももたなかったヒナが畑では死なないでいることに気づきました。
エサも薬も与えず、消毒もしないのに、むくむくと立ち上がってきて、元気になっているのです。

ケージに入れて人間が管理をしないで、鶏に自由に任せることが鶏にとっていかに健康であるかが分かりますね。日本では90パーセントがケージ飼育という鶏をカゴに閉じ込めたままの飼育方法で、とても健康的とは言い難いですし、自然ではないですよね。

ケージ飼育の鶏

一方で、平飼いという、鶏が自由に歩き回れるケージフリーな飼育をとっている養鶏場も少数ですがあります。

平飼いの鶏   (株式会社みやぎ農場の養鶏場)

世界ではケージ飼育の廃止が進んでおり、現段階で日本のアニマルウェルフェアはだいぶ遅れを取っています。

ケージの中で搾取され続け、動けないまま一生を終える鶏を減らすために出来る簡単なことは、消費者の皆さんがケージ飼育の卵をやめ、買うとしたら平飼いを選ぶか、鶏のためを思い卵の消費を無くしていくことです。

現状を知った人が、今日から人道的でエシカルな選択をしていくことが、持続可能な未来に繋がります。

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