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世にも無残なバタリ―ケージ2021

採卵鶏の虐待をなくすために、2021年に日本で確認した最悪のバタリ―ケージをお見せしなければなりません。この世によくもこんなに酷い飼育があったものだと驚きます。

動画の鶏を見たときには、ずいぶん身体が大きいと思ったのですが、よく見るとケージが狭すぎるのでした。ケージの縦幅から、それぞれの鶏の頭やらお尻がはみ出ています。多くの鶏が仕方なくケージの外の餌台に、頭をもたげて休んでいます。自分の輪郭が押しつぶされるほどの過密に耐えて、鶏たちは声をひそめ生きていました。詰め込まれすぎて判別しにくいのですが、1つのスペースに6羽以上の鶏が押し込められているのが確認できます。個体の大きさを考えると、この収容数は最悪の部類です。ケージの中は小さなスペースに仕切られていて、お母さん鶏は折り重なって卵を産み、眠るのです。バタリ―ケージの鶏の骨格は平飼いに比べて貧弱で、自分の体重が支えられるか不安なのに、さらに仲間の重さがのしかかってくる苦しみはいかほどでしょう。しかも彼女たちは、安定した地面ではなく、たださえ足裏を痛める金網の上に、死ぬまで立たされているのです。

 

じつはこのバタリ―ケージは、鶏卵業者が「アニマルウェルフェアに配慮している」と主張する、開放型のケージです。卵自体もより良いイメージで販売されています。それなのにこんな飼い方をしてしまうのは、養鶏以前の問題、もはや動物を飼う資格がないと言わざるをえませんが、どの業界にも無能な業者はいるもの。養鶏業においてケージ飼育を容認していれば、無能者やふとどきな者が必ずこういう劣悪な飼育実態を産んでしまうのです。最低限、平飼いであれば、誰が飼育しても、このようなおぞましい惨状はさけられます。行政やケージ業者は「ケージが鶏同士の闘争を防ぐ」と言いますが、こんな状況では闘争もなにも、鶏の生きる気力自体が失われます。

 

鶏たちのために わたしたちができること
ケージ飼育にNO!と言おう

 

ケージ飼育はたとえばアニマルウェルフェア対応のエンリッチドケージであっても、無能な業者の手にかかれば、同じことがおこります。鶏の苦しみを少しでも減らすためにわたしたちができることは、最低限、平飼い飼育にしてほしいと、企業と行政に声を上げることしかありません。劣悪なバタリ―ケージで、今も仲間の重みに耐えかねている鶏のために、あなたの力が必要なのです。

 

2 Comments

  1. 眞田ゆかり 2021/09/25

    いつも貴重な報告ありがとうございます。今回もシェアしたいと思いましたが、この動画がどちらで撮影されたものかか、表記が見つけられませんでした。文章から日本だと思いましたが、可能な範囲で撮影された場所の記載をしていただけると、安心してシェアできます。

    返信
    1. ご意見ありがとうございます。日本であることがわかるよう加筆いたしました。

      返信

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