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吉川ひなのさん「バタリーケージの卵を食べたくない」賛同メッセージ

「バタリーケージの卵を食べたくない」キャンペーンに起業家でモデルの吉川ひなのさんに賛同メッセージをいただきました。

「わたしがバタリーケージの現状を深く知るようになったのは、うちに住み着いた1羽の野良鶏がいつの間にか子どもたちのツリーハウスにたまごを産むようになって、鶏について調べ始めたことがきっかけでした。


鶏と一緒に暮らすようになり、彼らはとても働き者で頭がよく、臆病だけど仲間のためなら勇敢さを発揮する、とても魅力的な生き物だと知りました。

そんな鶏たちが、わたしたちの食卓にできる限り安く効率的にたまごを提供するために、オスは生まれてすぐに生きたままシュレッダーで殺されてしまい、メスはバタリーケージに閉じ込められ、過酷で絶望的な一生を過ごしていると思うと、胸が苦しくなります。

EUでは2012年に禁止されているバタリーケージ。日本ではまだ90%以上のたまごがこのやり方で作られているそうです。

みんなで力を合わせて、動物たちにも優しい世界に変えていきたいです。」

 

肉よりも残酷な日本の卵の現状

日本で流通している卵の99%はバタリーケージの農場からのものです。

バタリーケージで飼育されている採卵鶏たちは、1羽あたり自分の体より小さなB5サイズの面積しか与えられていません。羽を広げることはもちろん、まともに動くこともできない環境で、仲間と押し合いながら一生を過ごします。

足元は金網で歩くこともできないため、爪は伸び放題で網目にからまります。ケージの中は危険が多く、ケージの間に羽や足をはさみ何度も骨折を繰り返します。挟まったままエサ場に届かなくなり、餓死や衰弱死することも珍しくありません。

昨今増加しているウィンドレス鶏舎では窓がなく、薄暗い鶏舎の中で、自然の光や風を一切感じることのないまま、ボロボロになりながら1~2年飼育されたあと、採卵率が落ちたら殺されます。(鶏の寿命は約10年と言われています)

鶏のケージ飼育はあまりにも残酷で非人道的であることから、世界中で廃止の方向にむかっています。卵を取り扱う多くの企業(スーパー、飲食店、ホテル、食品メーカーなど)がケージ飼育の卵からケージフリーの卵への切り替えを行っています。ケージフリーとは、鶏を金網に閉じ込めずに平飼いや放牧をして飼育する方法です。鶏たちは自由に地面を歩く回ることができ、羽を広げることができるます。バタリーケージの飼育よりも死亡率が低く、サルモネラの汚染の割合も低いことがわかっています。


あなたも、あなたの企業も、世界の流れに取り残されないよう、動物にも環境にも優しいケージフリーの卵に切り替える決断をしませんか?

▶︎ケージフリー宣言をしている企業はこちらから

ケージから救出された採卵鶏のりりの物語

卵の問題をもっと知る
▶︎「バタリーケージの卵を食べたくない

卵のもう一つの犠牲について知る
▶︎「オスひよこの殺処分を廃止しよう

3 コメント

  1. 吉澤廣晃 2022/01/17

    私は卵を食べないので、バタりーケージの卵を廃止するようにお願いします。卵は健康のためには、全く役に立ちません。けれども、もし卵を食べるなら、平飼いの卵を食べたらよいと思います。

    返信
  2. 寺田青月 2022/01/23

    私たちのつかの間の味覚の満足のため 鶏たちに一生苦しみを味わわせ くちばしを遮断させ 意図的にきがじぃ応対にさせて産卵効率をよくさせ 自然状態の10倍もの卵を産むことを強制させられ 体をボロボロにさせられて 最期は屠殺上に送られていくという現状。

    そこまでして 私たちは安く大量の卵を獲る必要がひつようがあるのでしょうか?

    私には とてもそうは思えません。

    返信
  3. 中野律子 2022/02/25

    もっと早く気づいてあげられなかったのかと、自分を反省して1日でも早く囲いから離され自由に、卵を産める環境を整えてあげられる様、力になりたいです。

    返信

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