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長崎県の食堂「お山の地球屋」がストールフリー宣言

お山の地球屋は母豚を妊娠ストールに閉じ込めない、ストールフリーの豚肉を使用する食堂です。

日本の88.6%の養豚場で採用されている妊娠ストールとは、子取り用に飼育される母豚たちを、ストールという拘束施設に収容する飼育様式のことです。自由を奪われた母豚たちは、目の前の柵をかじる続ける、口にものが入っていないのに口を動かし続ける、水を飲み続けるなどの異常行動を起こすことが知られています。EUでは2013年から妊娠ストールを禁止し、アメリカでも10以上の州が廃止を制定しています。

 

ストールフリーの豚肉のみを使用するお山の地球屋は、沖縄料理をもとにオーナーがアジアの旅先で覚えた料理など、季節や「オーナーの本能」によって多彩なメニューを提供しています。結婚して子どもが生まれたことで、オーナーは街の生活を捨て、家族で田舎暮らしを始めました。子どもの命を見つめることで、それまでとは価値観が大きく変わったといいます。

 

 

 

自然豊かな土地に建つ古民家を改造した食堂を作り、地元の生産者を回って食材を探すうち、オーナーは味彩自然村というストールフリーの放牧牧場に出会いました。牧場を見学させてもらうと、豚が自由に歩き回って木の実や草の根を食べており、その様子に魅せられ、そこの豚肉だけを使うことを決意したのです。母豚の出産の場面にも立ち会い、出産直後に死亡する子豚もいる、厳しい現実を目の当たりにしました。しかしやはり、子豚たちに囲まれた出産直後の母豚の幸せそうな姿に心打たれ、自身も子どもの親として、お客さまの心と体を健康にする食事とはどういうものであるべきかを、深く考えさせられました。

 

 

お山の地球屋は自宅の広い敷地を利用して営業しており、敷地内には自然農法の田んぼと野菜畑があり、採卵鶏も飼育しています。鶏は昼間を敷地内を散歩して夜は自宅に戻って眠ります。家族として終生大切に育てられる鶏の卵は、お店の料理に使われるそうです。いまのところランチとディナータイムの営業ですが、とくに夜は予約をしてください。ランチ、夜のコース料理ともに風情ある囲炉裏端で食事が楽しめ、ヴィーガン対応もできるそうです。

 

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