本来の姿の鶏は、大変仲間とのコミュニケーションが発達しており、もちろん飛ぶこともでき、巣を作ります。卵をとられそうになれば母鳥は抵抗をする。当たり前のことですが、そんなすばらしい特質と彼らの自然に生きる機会をことごとく現代の人々は奪っています。
まず、鶏はデバーキングつまりくちばしを切り取ります。くちばしに感覚が無いという主張もありますが、それは人間の立場から見た都合のよい願望で感覚神経を一緒に切られています。人間にたとえれば、つめを切るようなものと想像する人もいるかもしれませんが、どちらかと言えば軟骨のある鼻を切り取るようなものです。
爪も切断したり、よい場合でもつぶしたりします。何段にも積み重なったケージに鶏を詰め込んでいるバタリーケージは、50cm幅に5羽を詰め込み身動きが取れない上、多いところで6段にもつみあげます。効率のみを追求したこのケージは鳥にとって非常に酷な状態で、針金の間に羽や頭や足が挟まったりそのまま飢え死にしたり、傷ができたり腫瘍ができたり・・・。
実際、工場的畜産で飼育される鶏の4分の1が足に障害を抱え絶えず激痛に耐え続けなくては成らない状態にあります。畜産現場での従業員の仕事は、死んだ鶏を排除することです。あたりまえです。なん万羽といる鶏を数人で管理するのですから。
卵を産む機械として扱われる産卵鶏は、このケージで1年過ごします。途中、換羽といって、突然明かりを消し、2日間ほど餌を与えない時期があります。
そうすることにより、一度衰えた卵を産む力がよみがえるのですが、本来これは自然に動物自身が時期を見定め行うことであり、強制換羽としてなされるものではありません。
この羽を一切広げることのできない檻の中に産卵鶏は一年、ブロイラーは40日ほど閉じ込められ、屠殺の時期が迫ると突然餌が止められ、屠場に輸送されます。
通常の行動を抑制された鶏が積み重ねられている太陽の当たらない誇りだらけの場所で、インフルエンザなどの病気が一気に蔓延することはごくごく当然の結果といえます。ちなみに、平飼いもまた悲惨です。2年前に目撃したのは、確かに一応自由に動いていました。
ただし、糞が2メートルくらい積みあがったところで、天井からは誇りが鍾乳洞のように垂れ下がり、においは壮絶でした。おそらくあの鶏舎を作ってから一度も清掃されていないのではないかと思いました。
その後高速道路などを猛スピードで走りぬけ、屠殺場に連れて行かれ、足をつるされ首を切られます。失敗すると意識のあるまま熱湯の中に入れられ、羽を抜かれます。




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アニマルライツセンター岡田代表の講演会のお知らせ
「肉食と環境問題」について講演します。
2010/9/4 13:30開演〜15:05 コール田無にて ぜひお越しください。
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肉食が私たちの体に悪影響を及ぼすことは少なくありません。
肉食は美容の大敵。牛乳も大敵。美しいお肌・スタイルのために、肉を減らして野菜を採ろう!