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アニマルウェルフェアの応援を優先した投資

アニマルウェルフェアの応援を優先した投資

OpenInvest(オープンインベスト)という、価値観に基づいた投資を支援するための公益法人が5月12日、動物福祉を提唱することを目的とした投資基準項目を新たに立ち上げた*。

この基準では、次のような企業を投資先として選んでいる:

  • BBFAW や FAIRR により、畜産動物福祉のリーダーとして評価された企業
  • 植物性たんぱくを開発している企業(Beyond Meat など)
  • 人道的で動物福祉の認証を得た商品を提供している企業(ASPCA Shop With Your Heart Brand List により特定されたブランド)
  • 進んだ動物関係の観光ポリシーを持っている企業(World Animal Protection の Tracking the Travel Industry Report により特定された会社:Airbnb、TripAdvisor など)
  • 動物福祉団体(World Animal ProtectionASPCAHumane Society など) と連携をとっている企業

逆に、次のような企業への投資は積極的に避けている:

  • 肉・魚・養鶏・革・毛皮の生産や販売に関わっている企業(BBFAWFAIRRRefinitiv Eikon により特定:Amazon、Walmart、Costco、Starbucks、Hershey、Kraft など)
  • 動物実験を行っている企業(Refinitiv Eikon や Cruelty-Free Kitty により特定:Johnson & Johnson など)
  • 乏しい動物関係の観光ポリシーを持っている企業(World Animal Protection の Tracking the Travel Industry Report により特定:Expedia など)

BBFAWのベンチマークにより評価された企業の中で、2012年には26%が正式な畜産動物福祉の目標を公開していたのに比べ、2020年にはその割合が79%に増加している。
これが必然的な傾向なのだろう。

* https://www.openinvest.com/articles-insights/new-animal-welfare-cause-how-to-avoid-future-risk-and-hold-businesses-accountable

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