LOADING

Type to search

農水省は変われないのか?アニマルウェルフェアの委員会は非公開

鶏卵汚職の事件から派生した「養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会」による「養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会報告書」の提言により設置された「アニマルウェルフェアに関する意見交換会(第1回)」が開かれた。

この「養鶏・鶏卵行政に関する検証委員会報告書」には「養鶏・鶏卵行政に関する国民からの信頼を十分に得ていくためには、行政の透明性を更に向上させることが重要。」とも記載されており、アニマルウェルフェアへの農林水産省の歪んだ行政をただし、国民の信頼を得る重要な機会だ。

養鶏・鶏卵行政では、農林水産省職員がアキタフーズからの接待を受け、またアニマルウェルフェアを下げるためのデータ集めを指示し、専門家が集まった正当な委員会の意見を無視して農林水産省の官僚が方針を独善的に決定してきた経緯がある。詳細はこちらの記事で解説している。

農林水産省の”透明性”を国民に示すべき機会だった「アニマルウェルフェアに関する意見交換会」を、農林水産省は非公開で開催した。
つまり、行政の透明性は上がらず、どのような経緯で、農水省がどのような受け答えをしたのか、わからないものになった。議事概要が公開されているが、誰が何の発言をしたのか、そもそもその議事概要は文字起こしではなく、あくまでも概要。詳細がわかるものではなく、どの立場で発言したかも不明で、文脈が操作されていないのかなどの検証もできず、市民からは不透明なものになっている。

国民からの信頼を得ることはできないという選択を、農林水産省はこの期に及んでまだし続けるのか。

3月16日の農林水産に委員会で、須藤元気議員は、次回以降の開催について公開での開催を求めた。これに対し農林水産省は、アニマルウェルフェアは様々な意見があり率直な意見を聞くために非公開で開催した旨を説明した。

しかし、自らの発言に責任を取れないような意見で、政策が決まるのは正しい行政と言えるだろうか。

アニマルウェルフェアについて様々な意見があることは当然であるが、堂々と言えない意見というのはなんなのだろうか。

農林水産省にあなたの意見を届けよう

公開で行うこと、ケージフリーを目指してほしいこと、国際的な流れに沿ったアニマルウェルフェアを取り入れてほしいことを、農林水産省に意見してください。堂々と。

畜産局畜産振興課 個体識別システム活用班 代表:03-3502-8111(内線4924)ダイヤルイン:03-6744-2276
畜産局畜産振興課 代表:03-3502-8111(内線4922)ダイヤルイン:03-6744-2524
農林水産省自体へ https://www.contactus.maff.go.jp/voice/sogo.html


https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=6743#9124.0

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *

暴力的または攻撃的な内容が含まれる場合は投稿できません

SHARE