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「必要な健康管理や動物の種類、習性等に考慮した飼養環境の確保」を

2019年5月11日、衆議院環境委員会において堀越けいにん議員(群馬)から、畜産動物の適正な飼育における環境省の役割について言及をうけた原田環境大臣は、力強く以下のように答弁しました。

動物愛護管理法ではですね、動物の飼養について必要な健康管理や動物の種類、習性等に考慮した飼養環境の確保との原則を定めているところであります。こうした動物の取り扱いの考え方は、産業動物の飼養飼い方においても尊重されるものと考えております。
環境省では産業動物の適正な取扱を確保するために、動物愛護管理法に基づき、飼養者等が遵守すべき産業動物の飼養及び保管に関する基準を定め、関係省庁と連携して飼養管理や安全面の保持、導入、輸送にあたっての配慮、危害防止などの実現に努めているところでございます。関係省庁との定期的な打ち合わせ等により、密な連絡体制を強化し、産業動物の適正な取扱がしっかり実施されるように取り組みを進めてまいりたいと、こう考えております。
でも、大臣、鶏や豚や牛において「種類、習性等に考慮した飼養環境の確保」がほぼゼロです。
大臣、現場の動物愛護行政は、鶏や豚や牛において「関係省庁と連携して飼養管理や安全面の保持、導入、輸送にあたっての配慮、危害防止などの実現に努めて」いらっしゃらないです。
市民の目から見たら、畜産動物に関しては、動物愛護管理法が機能していないように見えます。
答弁の通り、連携を強化し、畜産現場、屠畜現場にはいる権限を持つ公務員が、動物愛護管理法について知識を持ち、そして指導できるようにしてください。
私達はその実施状況を見届けます。

以下議事録(アニマルライツセンターで文字起こしした仮のものです)

堀越議員
これまでも私は環境委員会で、農林水産委員会にも属させていただいておりますので、動物愛護法、畜産動物の件に関して何度か質問取り上げさせていただいておりますが、今、動物愛護法の改正が目前に迫っておりますので、どうしても漏れがちな、置いてけぼりにされていってしまう畜産動物についての話をさせていただきたいと思います。
現在環境省は産業動物、畜産動物、これ言葉は一緒だと思っていますが、産業動物についての取り組みについて、農水省、厚労省との連絡会議を行っていると承知していますが、実際現場の連携というのはどういう形でやられているのか、あるいはそれがとれているのかという点について聞いてみたいんですね。
動物愛護に関する地方自治体の担当者というのが、いわゆる農場やと畜場、あるいは畜産動物の輸送業者、あるいは繁殖場に入っていくことというのがほとんどありません。
しかし、そういった畜産の現場、農場、あるいは輸送、と畜に係る現場でもやはり動物愛護法の観点から指導をしていただかなければいけない現場というのが、実は多々あります。
これ、農林水産委員会の中でも私も発言させていただいて、食鳥処理場に関しての長時間の放置に関しては、是正を求める勧告を出していただたりもしましたが、やはりそれでも変わっていないという、そういう現場が多々あります。
私も実際目で見させていただいたということもありますけれども、この動物愛護法改正は議員立法ですので議員間で討議をすればいいんだと思いますが、どうしてもこのあたりがまだまだ不十分な点であると思います。
我が国においては、動物への虐待とか暴力を規制する強制力を持っているのは、環境省、この環境省が所管の動物愛護管理法しかありませんので、ここの所管の原田環境大臣にこの件について伺いたいと思いますが、私が申し上げたこの畜産動物への虐待、あるいは暴力が取締まれていない現状というのが、あるんですね。
で、今後これを取締に向けて、畜産、と畜など関連部局との連携の強化、どのように行っていくのか、お伺いをしたいと思います。
原田環境大臣
本件に対する議員のですね、情熱、真摯な取り組みに心から敬意を申したいと思います。
動物愛護管理法ではですね、動物の飼養について必要な健康管理や動物の種類、習性等に考慮した飼養環境の確保との原則を定めているところであります。こうした動物の取り扱いの考え方は、産業動物の飼養飼い方においても尊重されるものと考えております
環境省では産業動物の適正な取扱を確保するために、動物愛護管理法に基づき、飼養者等が遵守すべき産業動物の飼養及び保管に関する基準を定め、関係省庁と連携して飼養管理や安全面の保持、導入、輸送にあたっての配慮、危害防止などの実現に努めているところでございます。関係省庁との定期的な打ち合わせ等により、密な連絡体制を強化し、産業動物の適正な取扱がしっかり実施されるように取り組みを進めてまいりたいと、こう考えております。
堀越議員
家畜保健衛生所の職員さんは定期的に行ってるんですよ。その方々に、動物愛護法のことをしっかりレクチャーをしていただいて、合わせて指導できるような連携強化っていうのが私は現実的かと思いますので、そのへんも含めてご検討いただければと思います。

2 Comments

  1. 茶谷 富佐子 2019/05/20

    今回の愛護法に畜産動物の福祉を条文で盛り込み、それが守られるような仕組みを作らなければ動物福祉後進国のままです。国の予算や自治体のマンパワーからして無理があるのであれば、やはりイギリスのようなインスペクターを民間団体が担って取り締まるしかないのかと思います。これはペット産業についても言えます。法律ができても摘発されなければ意味がありません。また最も厳しくあるべき動物実験の規制がないこの国は異常です。法改正に実験動物が取り残されることがあってはならないです。

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