動物の未来イニシアチブ

人と地球と動物の未来をより良い方向に変えるために、動物たちの課題と関連する知識と解決策を共有します。

6回連続講座:ファームアニマルウェルフェア講座)

2ヶ月に一度のセミナー&懇親会 動物の未来BASE

畜産動物のアニマルウェルフェア(ファームアニマルウェルフェア)は動物を利用する現在の社会にとって最低限の倫理的責任であると同時に、社会の持続可能性には必須の取り組みです。

ファームアニマルウェルフェアは世界では大きなうねりとなり広がっており、また国内でも重要課題と捉え取り組みを始める企業も出てきました。企業のビジネスにとって、ファームアニマルウェルフェアへの取り組みを行うことが価値になる時代がようやく日本にも到来しました。以前は語られなかった場で、動物への配慮が当然のように語られることが急増しました。

この講座は、アニマルウェルフェアをどう実現したら良いのか、基礎知識と実践知識を集中的に学ぶことができます。企業内でアニマルウェルフェア向上に取り組みたい方、知識を得て生活に取り入れたい方、エシカルなビジネスに携わりたい方、自身の消費行動を変えたい方、もちろん人々にアニマルウェルフェアやアニマルライツを広めたい方に受講していただきたい講座です。

概要

2023年12月9日(土)~1月27日(土) 6回連続講座(オンライン)

費用:12,000円、若者割(22歳まで)5,000円
(単発講座は2500円/1回)

  • アーカイブは2週間後まで見ることができます。※1~2回目の講義は年末年始の間も見ることができます。
  • 6回通して受講し、最後に課題を提出された方には修了証書をお送りします。
  • 受講生が集まるLINEグループに参加できます。

初回の講義では、アニマルウェルフェアとはなにか、世界の動向、日本の動向をご説明します。その後、2回目まで具体的な動物種ごとの現状と課題を知る時間になります。最初に卵=採卵鶏が国内でどのような状況に陥っているのかを知り、その課題と、解決策を説明します。

2回目の講義は、1回目の続きで、動物種ごとの現状、課題と解決策を知る時間です。鶏肉=肉用鶏、豚肉=豚、牛乳=乳牛についてです。ここまでで12月の講義を終え、残りは1月です。初回と2回目の講義は1月6日まで視聴可能ですので、年始などに視聴することが可能です。

畜産業の環境コストは莫大です。すでに多くの人々が温室効果ガスの排出源としての畜産業には気がついていますが、それだけではありません。森林破壊、生態系の破壊、水質汚染、大気汚染など、あらゆる面に影響を及ぼしています。畜産物が安価なのは、本来かかっている環境コストを払っていないからです。未来の世代は今後、長くに渡って、本来はかかっている畜産の環境コストの負債を払い続けることになります。3回目の講義では、環境への影響を明らかにします。

畜産は人権問題やジェンダーの問題とも密接に関わっています。飼料生産から、農場、屠畜場までの中で起きている人権、労働、ジェンダーをご説明します。

※この日だけ日曜日の開催です。ご注意ください。

畜産は”業”であり、その肉や卵によって世界中の企業が商売をしています。動物たちは経済の中に組み込まれているのです。アニマルウェルフェアが経済をどう変えていくのか、投資、融資はアニマルウェルフェアにどう影響を与えるのかなどをご説明します。

さらに少しの時間ですが水産動物(主に養殖)のアニマルウェルフェアについてもご説明します。

課題を解決するための方法論を学びます。また、ファームアニマルウェルフェアを自身のビジネスや生活で活用できるように。5回の講義の内容を踏まえて、ワークショップを行います。

昼の時間は会場(渋谷を予定)で集まる事ができる人向け、夜はオンライン向けです。
※どちらかにご参加ください。

講師プロフィール

アニマルライツセンター代表理事 岡田千尋

岡田千尋

2001年からアニマルライツセンターで調査、戦略立案などを担い、2003年から代表理事を務める。主に畜産動物のアニマルウェルフェア向上や動物性の食品や動物性の衣類素材の削減、ヴィーガンやエシカル消費の普及に取り組んでいる。一般社団法人日本エシカル推進協議会副会長

アニマルライツセンター企業担当 北穂さゆり

北穂さゆり

出版社、編集プロダクション勤務を経て商業ライターとして独立。出版社時代に関わった労働組合の紹介でアスベスト被害者を取材、ノンフィクション本を2016年上梓。2018年には公害被害を題材とした一作目のドキュメンタリー映画を製作。同作品での市民と司法関係者への周知活動のかたわら、被害者支援団専従として加害企業に補償交渉。2019年アニマルライツセンターに加わり、企業交渉を担当。

講座を受けるまでのご準備

  1. オンライン授業はZOOMを利用して行います。アーカイブの配信はVIMEOの配信URLとパスワードを授業終了後にお送りします。
  2. 授業では質疑応答の時間をもうけていますので、カメラと音声を使える環境をぜひご用意ください。チャットでのご質問でも構いません。
  3. 講座前日までにZOOMのURLをお申し込みいただいたメールアドレスにお送りします。
    ※携帯電話のメール(.docomo.ne.jp)の場合メールが届かないことがほとんどであるため別のメールアドレスをお使いください。メールが届かない場合はInstagramやFacebookのメッセージで前日までにお問い合わせください。
  4. 通信状況によって音声や動画が途切れる可能性があります。予めご了承ください。
  5. 資料は許可が得られるものについては配布いたします。一部著作権の関係などで講義と同じではない可能性があります。
  6. 修了証は、6回全てを受講し課題を提出した方に後日お送りします。対面でのワークショップはその場で課題を行いその場でお渡しします。オンラインでのワークショップはワークショップ内で課題についての成果物をフォームで提出した方に郵送でお送りします。

講座お申し込み

フォームでお申し込み後、お支払いをお願いします

銀行振込・郵便振替の場合:下記フォームからお申込み後、郵便振替、銀行振込で講座の2日前までにお支払いください。若者割(22歳以下)は単発受講の設定がありませんがどうしてもという方はご相談ください。お振込確認後、お申し込み完了になります。

PAYPALまたはクレジットカード払いの場合:1週間以内にご請求のメールがPAYPALから送られてきますので、「今すぐ支払う」ボタンを押して支払いページに遷移、PAYPALアカウントをお持ちの方はログインしてお支払い、お持ちでない方は「会員登録せずに支払う」ボタンを押してクレジットカード払いをしてください。講座の2日前までにお支払いください。

※お申し込みは終了しました