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その姿が彼女の今までの過酷な生涯をあらしています。
乳房炎(*1)のためか乳が腫れ、ガリガリに痩せてしまっています。
起き上がるのが困難な牛に取り付けられる開脚防止バンドも装着されています。
乳がたくさん出るよう限界まで品種改変された牛のメスたちは乳房炎、起立不能、第四位変異、跛行と様々な病気を抱えています。
それらは彼女たちの日常生活を困難にし、痛みで苦しめます。

一生のほとんどをつながれて過ごし、最後の一日も短い紐でつながれて、次の日の屠殺を待ちます。
屠殺を待つ彼女の周囲に飲水設備は用意されていません。(*2)

現在の乳牛はおよそ3~4年で屠殺されます(*3)。人間でいうと15才くらい。
この日は気温が高く空気が乾燥した一日でした。
彼女は喉を乾かせながら、翌日屠殺されます。

*1 乳房炎は、乳頭口から乳房内に侵入した微生物が定着・増殖することで牛の乳房内の組織に炎症を起こさせるもの。乳質を低下させるほか、治療薬を投与している場合は生乳を出荷できない期間が5~10日間ほどになり、酪農家の損失が大きいといわれる。家畜共済統計によると6か月以上の雌牛のうち、34%が感染し、1%が重症化して廃用になっている。(引用:2016.6.8 日本農業新聞)
不衛生な環境で飼育されることも要因の一つであり、また、乳房炎は、大量の乳を出すよう品種改変された乳牛の「生産病」とも言われています。そして、乳房炎は著しい疼痛で牛を苦しめます。

*2 と畜場で水が飲めない動物たち
http://www.hopeforanimals.org/animals/slaughter/00/id=367

*3 (一社)家畜改良事業団「乳用牛群能力検定成績のまとめ」2012年度データ

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