採卵鶏の最期 - 喉が渇いても水をもらえない。

2015/05/01

日本では、と殺における動物福祉に規則はなく、多くの動物が水も与えられず、喉を渇かせながら、と殺されています。

鶏はとくに悲惨です。

鶏たちは容器に7~10羽単位でつめられトラックで輸送され、と殺のときまで容器に入れられたままであるため、実質給水は不可能な状況です。

中には鶏の出荷前の半日、数時間絶水するという農家の方もいます。そうなると出荷前~と殺までの長時間にわたり水が飲めないということになります。

それでもブロイラー(肉用鶏)の場合は、長時間容器に入れっぱなしで水も与えないという状況では肉質も悪くなってしまうため、出荷からと殺までが短時間ですむケースが多いです。

食鳥処理場自体がだいたいブロイラー養鶏場の近くに設置されています。
しかし採卵用鶏(廃鶏)はそうではありません。

ブロイラー処理場にくらべて廃鶏処理場の数は圧倒的に少なく、遠い関西から東北まで運ぶこともあるそうです。

「採卵鶏および種鶏の廃鶏が処理できる業者は全国的に少ないので、広域処理を行っていることから、一時収容場所での12時間以上になっていると考えられる」
(鶏卵肉情報2014年夏季号)

また食鳥処理場への聞き取りでは前日搬入もあるということでした。 そうなると輸送時間も含めると長時間鶏は水が飲めない状況が続くことになります。

廃鶏は0に近いような値段で取引され、その肉はスープのダシなどに使われています。その安い値段が採卵鶏が配慮されないことにつながっています。 それでも死んでしまっては、廃棄されるだけで売り物にはなりません。そのため輸送~と殺の過程でできるだけ死なせない配慮はされていますが、それでも夏の暑いときなど輸送時に死んでしまう採卵鶏(廃鶏)もいます。

採卵鶏の一生は苦痛の多いものです。
最後の最後まで苦しまねばならないという状況は変えていかなければなりません。

2013日本採卵養鶏場 (2)

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日本のと畜場における飲水状況と厚生省の対応。 http://www.hopeforanimals.org/animals/slaughter/00/id=367

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