牛乳-ミルク

「乳牛のベストパフォーマンス会議」の傍聴に行きました

2014/11/01

2014.10.31
「乳用牛ベストパフォーマンス実現会議」の傍聴に行ってきました。

まず、帯広畜産大学の教授が欠席されていました。
帯広畜産大学では以前アニマルウェルフェアロゴを考案されていたので、その話を伺いたいと思っていたので、残念でした。

会議の中で「動物福祉」「アニマルウェルフェア」の言葉はまったく出てきませんでした。
どうやって生産性を上げるか、ということに話は終始しました。

畜産・飼料調査所の方の話では
「乳量が高い牛は子牛の生産性が落ちるというデータがたくさんある」
「年々発情の兆候が弱まっているのも、乳量が高くなってることが原因」
「骨粗しょう症も乳量の高さが原因」
という話があり、また欠席の帯広大学の木田教授の伝言では
「高泌乳牛は分娩後にエベルギー不足になるために急激な濃厚飼料の給餌が必要。しかしそのためルーメンアシドーシス(胃が悪い状態)になる牛もいる」という報告もありました。
しかし、「だから、これ以上の乳量の増加を目指すのはやめよう、本来の牛の自然な姿に戻そう」というのではなく、「だから、病気にならないよう質の良い餌をあげよう」「飼養管理技術を磨こう」と「人工授精の受胎率を高めよう」いう結論でした。

これからも乳量増加を目指して進んでいくでしょう。

放牧酪農の牛の乳量は年間3500kgくらいのところもありますが、日本の平均は8200kg。子牛が必要な乳量は一年間に100kgくらいのものだということを考えると、品種「改良」による乳量増加のために乳牛にどれだけ大きな負担を強いているのかがわかります。

生産性にこだわることをやめ、乳量の増加を牛に課すことをやめ、牛本来の生態に配慮した飼育をおこなえば、多くの問題が解決すると思うのに、根本的問題については問題提起がなされず、当面の対症療法についての話し合いで会議が終了したことがとても残念でした。



乳牛のベストパフォーマンス会議
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/c_sinko/141022.html

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