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畜産のリスクを啓発する投資イニシアチブFAIRRの成長が半端ない

FAIRR(FARM ANIMAL INVESTMENT RISK & RETURN)とは、ESG投資の中の畜産に関連する内容に特化しており、畜産のリスクを啓発し、植物性タンパク質への投資を促す機関投資家イニシアチブだ。イニシアチブとは先導することや、手動するという意味だ。

このイニシアチブに参加する投資家の運用資産残高総額の増加幅が半端ではないのだ。

アニマルライツセンターが2018年1月に確認したときには3.8兆ドル(訳425兆円)、2018年4月にサイトを確認したときは4.3兆ドル(約476兆円)であったが、2018年6月に確認したときにはその額は6.6兆ドル(約731兆円)、そして2018年8月末に確認したときには8.2兆ドル(約909兆円)に増額していた。

半年足らずで倍増近く。この勢いはすごい。

このイニシアチブが発信する情報は、当サイトの内容と大きくは変わらない。

  • 鳥インフルエンザなどのバイオセキュリティーリスク
  • 畜産業に起因する森林破壊などの環境汚染やGHGなどの気候変動リスク
  • 抗生物質の薬剤耐性菌のリスク
  • 畜産業の多くが補助金に頼った経営をしていることによる驚異
  • 植物性タンパク質への投資の重要性

などである。

機関投資家数が公開されているわけではないため、それぞれの運用資産残高が大きくなったのか、投資家数が増えたのかは不明だが、いずれにしても倍増だ。影響力が強化されているし、なによりもその伸び率が畜産を生業とする企業や、畜産物を扱う企業(レストランなど含む)にとっては脅威かもしれない。

ESG投資

FAIRRは、畜産のネガティブな側面の認知を促進するだけでなく、植物性タンパク質の促進にも力を入れているようだ。投資家の動向をみても、特に多いの飼料栽培や放牧による森林破壊に関連する事業から撤退する傾向にあり、また植物性タンパク質への投資を増やしている。その他にもアニマルウェルフェア畜産への投資増加も見られる。

また、ターゲット企業も名指ししながら特定の課題に対する声明を出すなど、かなり積極的に動いている。声明は、抗生物質の薬剤耐性菌について、ブラジルのセラード地域の森林破壊、持続可能なタンパク質への切り替えについて公表されている。

ESG投資の総額は近年増加し続けている。「2014年から2016年までの2年間で、世界全体のESG投資額は25.2%増加し、22兆8,900億米ドル(2,541兆円)となりました。年平均(CAGR)にすると11.9%成長*1」しているという。畜産分野についてもこれだけ急成長しており、その勢いは止められないものであることは明白だ。国内の機関投資家もここに参加し、レポートを得て、そして投資に活かすことをおすすめしたい。

 

*1 https://sustainablejapan.jp/2017/03/29/gsia-review-2016/26221 Sustainable Japan

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2 Comments

  1. 白戸則道 2018/09/17

    ✖半端ないのだ。
    〇半端ではないのだ。

    真面目な主張ならまともな日本語を使いましょう、説得力が激減です。

    返信
    1. ご指摘ありがとうございます。

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